子供のバイトに注意
私はその昔、税理士事務所で働いていた。
会社の決算から個人の確定申告、相続、贈与
給料計算や社会保険関係などなど
色々な事を働きながら学べたお陰で、生きていく為の知恵もついた。
そして、この経験があるからこそ後に雇ってくれた会社も数知れず。。
実は当時、別に決まっていた人がいたのにもかかわらず
私を気に入った所長が独断&即断で採用してくれたのだった。
お陰で、母子家庭時代も事務員として働いてこれた。
土日祝休みで娘との時間が確保できることは何より大事な事だったので
ここで勤務できた事を本当に感謝している。
それはさておき。
申告が正しく行われているかの確認で税務署から数年に一度「調査」が入る。
この調査で指摘される事のほとんどは、経営者にしか関係ないことだが
たまに「個人」に関わってくる事がある。
大学生等で扶養しているはずの子供がバイトを頑張りすぎて(年収103万以上)
親が気付かない間に扶養から外れてしまっているのだ。
大学生の子供は「特定扶養家族」に該当し、控除額が大きい。
指摘されると、この控除を外して修正申告しなければならない。
所得税が上がれば住民税も上がる。
収入がよくて税率の高い人は数十万の追徴があったりする(*_*)
以前なら運がよければばれない人もいただろう。
だが、現在はマイナンバー制度により確実に分かると思われる。
子供がバイトを始めたら、言い聞かせなければならない。