ステージ4からの生還

私の母に癌が見つかったのは今から12年前。

母子家庭の私に心配かけられないと思ったのか、自分の母親や独り身の私を残して死ねない!死なない!!と思ったのか

当時・・・というか、そこから何年も知らされていなかったがステージ4だった。

癌はとてもめずらしいものだったらしく、言い方は悪いが医者は興味津津だった。

開いてみるとリンパ節にまで転移が見られ、手術は予定時間を大幅に超えた。

 

術後は放射線治療を行った。

抗がん剤治療はなかった。珍しい癌の為、合うものがないのだ。

12年たった今でもないようだ。医薬品会社も売れないものは作らないどころか開発すらしない。

珍しい癌の抗がん剤ができたところで、何の利益もないのだから仕方ない・・・

 

きっと家族が癌と診断されたら色々調べるだろう。

小林真央ちゃんじゃないけどステージ4でも諦めたくないだろう。

世の中にはそこにつけ込む悪もあるが、藁をもつかみたくなる気持ちは痛いほどわかる。

 

私の母親は本当にポジティブな人で、癌と診断されても落ち込むことがなかった。

元々癌家系だという認識が強くあり、癌保険にはこれでもかというほど加入していたそうだ。

人が思い悩むのは事実を受け入れられないから、らしい。

事実を受け入れた時、やっとどうするか考えることができる。

私の母は事実をすっと受け入れた。

そして何をするべきか探っていた。頭のいい人なので、闇雲に受け入れるわけではなく、自分にできること、合うものを選りすぐっていたと思う。

 

私が覚えている事で母親が術後していたことは主に、免疫力を高める事だった。

 ①にんじんとリンゴのジュース(スロージューサーで)

   ※10年程毎日摂取、現在は辞めている  

     何か飽いた・・・(-_-)らしい。。。 今更??

 ②茸類を多くとる

 ③肉、赤身の魚(マグロなど)は食べない。

 ④超減塩生活  みそ汁など全く味がしない。。。。

 ⑤白米は食べない 玄米のみ

 ⑥加工食品は食べない(ソーセージやハムなど)

 ⑦添加物がはいっているものは食べない(内容表示を必ず確認)

 ⑧手首、足首、首を保護(夏でも) とにかく体を冷やさない

 ⑨肌に直接触れるものは天然繊維(綿かシルク)

 ⑩毒素を出すというお茶(結構高かった)

   ※最初の2年位? 

 ⑪テラヘルツ波のお風呂

   ※施設が閉業した為、最初の2年ほどのみ

   母親がすごく気に入っていて残念がっていたのでネットで調べたら

   テラヘルツ鉱石というのが売っていた。

   現在はかなりお手頃なお値段だし、ブレスレットとかネックレスとかあるが

   当時は売っているところも少なく、石のみだった(多分)

   お値段も目玉が飛び出るほど高かった。

   まとめて何10㎏か購入し、お風呂に入れたり

   痛いところにテープで貼ったりして使用している。

   母親にはとても効果があるようで現在も愛用中

 

もちろん、万人に効くものはないので全ては試してみるしかないが 

今思い出せるものはこれくらい(実際はもっと色々やっていると思う)

母親自身、「何が効いたか分からない」と言うほどたくさん試している。

あまりにも購入しすぎて、テレビの通販番組から出演依頼がきたこともあるほど(^_^;)

(商品は何だったか忘れた。母親は覚えているだろうが。。。)

 

有賀さつきさんのニュースを見た。

確か、うちと同じ年頃の娘さんがいて母子家庭だったよな。。。と思ったら

まだ15歳らしい。。。。

私の 同級生も2年位前に子供二人残して癌で亡くなった。

有賀さん52歳、私の母が癌になったのは58歳。

 

私もいつかなるだろうと、母親がたっぷり癌保険にいれている(^_^;)

できることなら、掛け損に終わりたい。。。

 

今年の初め、娘と「手相占い」をした。

 

病気もせずに100歳を超えそうな立派な生命線らしい(笑)

 

病気をしないのはいいが、娘の為にももう少し早くお願いしたい。。。