最後のホームルーム

小学校入学時に「がっこーやめたい・・・」と言っていた娘が

無事、高校を卒業した。

親として出る卒業式は3回目。自分のも含めると6回は出ているはずだが

未だに泣くポイントが分からない(^_^;)

今どきなのかどうなのか、驚いた事に泣いている子の半数は男子なのだ(・.・;)

あの式次第のどこで泣くんだろう。。。

校長の話は長すぎて頭に入ってこない

市長の挨拶はこの16年同じことを言っている!と威張っていたが

高校生に言うことか???と聞けたもんじゃない

PTA会長の話は最初ふむふむとうなずいていたが、どんどんおかしな方向に

最後は同じことを何度も何度も言って、一体いつ終わるんだろう。。。と

天気はよかったが極寒の体育館で震えながら、ひたすら終わるのを待っていた。

 

最後のホームルームで担任のジローが一つだけ・・と話し始めた。

 数年前、子供を心臓の病気でなくしたこと。

 自分の心臓と取り換えてくれと心から願ったこと。

 君たちの親も命と引き換えてでも君たちを守りたいこと。

 それを忘れずに、これからの人生を生きてほしいこと。

 

さすがにうるっときた。

娘の同級生も小学校の時に病気で亡くなった。

お父様が最後の挨拶で言われていた事を思い出した。

卒業、進学、就職 何かの折りに息子を思い出してくれたらうれしい・・と

旦那の仕事の都合で時間があまりなかったから迷ったが

最後のホームルーム出てよかったなと思った。

 

娘はジローの言葉よりも自由の身になったことにソワソワ(校則が厳しい学校だったので)

卒業式の後に入れていた美容院の時間が気になるようだった(^_^;)ダメダコリャ